四季– category –
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四季
麋角解(さわしかのつのおつる)
鹿の角が抜ける頃 七十二候の第六十五候は「麋角解(さわしかのつのおつる)」です。これは、オス鹿の角が抜ける頃という意味です。 オス鹿の角は、春に生え始め、秋頃になると、根元から自然に抜け落ちます。角は、栄養や血液を蓄えたもので、繁殖期に、... -
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乃東生 (なつかれくさしょうず) – 冬至の初候
乃東生 (なつかれくさしょうず)は、二十四節気「冬至」の初候です。12月22日頃から、冬枯れの野の下で、靫草(うつぼぐさ)と呼ばれる植物が芽吹き始める頃を指します。 靫草は、紫色の花を咲かせるシソ科の多年草です。花の形が矢を入れる「うつぼ」に似... -
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さけのうおむらがる Sake Migration
さけのうおむらがる 今日は、日本における七十二候の第六十三候である「鱖魚群(さけのうおむらがる)」についてお話しします。 「鱖魚」は鮭のことで、「群」は集団という意味です。つまり、この七十二候は、鮭が群れをなして川を上っていく頃を表してい...